立秋を過ぎましたがまだまだ猛烈な暑さが続いています。
猛暑による熱中症の予防には「生脈散」が優れています。
生脈散を構成する生薬は、人参・五味子・麦門冬の3味です。
夏の暑さは、暑邪の影響を受け体の気、津液(体にとって大切な水)を
傷つけて心に悪影響を与えます。
生脈散は、汗と共に気と津液が失われることを防ぎ、
夏の暑さへの抵抗力を高め、体の回復力を向上させる力があります。
その他、清暑益気湯などもこの季節に使用される漢方薬がありますので
ご自分の体調に合う薬を漢方のプロである国際中医師に相談して選んでください。