漢方SP講座は毎月第1、第3金曜日に更新しています。
6月19日の新着内容をご案内致します。
1.気虚による出血
気の働きの一つに「固摂作用」があります。
脾気が弱まると固摂作用も低下し、血は正常に脈管中を行くことができず、
各部位の出血の病証を引き起こします。
治療のヒントは、脾気を補う方剤を使い摂血の働きを回復させます。
2.脾気虚による浮腫
体の水液代謝は、肺脾腎と関与し脾気虚による浮腫は
脾の運化作用による影響が大きくなります。
脾気虚の病理要点と治療のヒントについて紹介しました。
専門用語を正しく理解し、それに伴って現れる症状や方剤の使い方を覚えましょう。