本日、漢方SP講座の心腎不交と気虚血瘀についての動画を更新しました。
● 心腎不交
火は心に、水は腎に属し健康であれば心腎は互いに交流し合う関係にあり
燃える火が過ぎないように水が火を冷まし
水が冷えすぎないように火が温めます。
これを心腎相交といいます。
このような交流が何等かの原因で交流できなくなることで
心腎不交という病理状態が生まれ、特徴のある症状が現れます。
● 気虚血瘀
気虚血瘀を理解するには、気の働きを理解する必要がありますが
気の働きの一つに「推動力」があります。
血は気の推動力によって体の末端へ送られますが
気が不足した状態では、血流が緩慢になり、また停滞が生じます。
気虚による血瘀の治療要点、なぜ黄耆、紅花、桃仁などを
使用するかなどを説明しています。
これらの専門用語を理解することで
症状をひきおこす原因と現れる症状が理解できるようになります。
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