年末年始、最大で9連休の方もそうでない方も
新年を元気に迎えるために気を付けたい4つのこと。
1.飲酒
お酒が好きな方にとっては楽しみが増す時期です。
当たり前のことですが、飲みすぎは体調を崩す本です。
過度な飲酒によって、「湿熱」が生じると脾胃、肝胆などに悪影響を与えます。
湿熱が脾胃に影響を及ぼす場合は、
食欲の低下、口臭、下利、げっぷなどの症状が見られます。
湿熱が肝胆の働きを阻害する場合は
口が苦い、頭痛と眩暈、イライラするなどの症状が見られます。
お酒の席では温かいお茶や白湯を交互に飲むと悪酔いを防ぎます。
日本では、よく黄連解毒湯を二日酔いで用いますが、
山楂子(乾燥切片)15gと氷砂糖を加えて30分間ほど煮ても悪酔いを防ぎます。
2.睡眠
生活習慣が異なるとついつい睡眠不足になりがちです。
中医学では「元気」は睡眠中に作られると考えており
睡眠が不足すると様々な影響が現れます。
例えば、お酒に酔いやすいもその一つです。
休暇中を楽しく過ごすには、夜更かしもほどほどにしたいものです。
3.食事
年末年始はご馳走続きで体重を心配する方も少なくありません。
ご馳走を頂いた翌日は、お蕎麦などの軽めの食事で脾胃の働きを休ませてあげましょう。
お蕎麦には「消食」の効果があります。
4.運動
日々多忙の方は年末年始は寝正月で…と考えている方、
飲んで食べてゴロゴロが続くと、消化力が低下しやすくなります。
適度な散歩やストレッチによって体の「気」も動き、
「休み疲れ」を防いだり解消することができます。
年末年始、おでかけや集まりが多くなる季節ですので
健康に気を付けて楽しんで下さいね。