中医学の勉強、口呼吸と鼻呼吸

長びくマスク生活で不調を訴える方が少なくないようです。
4/21 のNHK「あさイチ」で、不調の原因の一つとして、
マスク生活で気づかないうちに口呼吸になっていることを紹介していました。

NHKあさイチ マスク不調はこちら

 
口呼吸が続くことで呼吸筋が衰え、十分に息が
吸えず「かくれ酸欠」になるそうです。
かくれ酸欠による不調の改善に肺活が必要とか…。

中医学では五臓にはそれぞれ機能が反映する入口があり
肺は鼻に開竅するとあります。
竅とは外側に通じる窓口と考えており、また肺の機能の一つに
肺が呼吸を主るは
鼻を通じて呼吸が行われていることを説明しています。

肺の呼吸の働きが低下すると、酸素不足だけではなく、
心と肺の関係には血と気の関係が強く関与するので
心のポンプ作用の低下、心の冠状動脈の欠血をも引き起こします。

長びくマスク生活で鼻呼吸に問題がある場合には、肺と心の
働きの状態をチェックする必要があると思われます。

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