中医学の勉強 化湿

化湿は湿を溶解することを強調する表現で、
湿を動かして消去していくという目的にた治療方法のひとつで
化湿には疏表化湿と清熱化湿があります。

疏表化湿は湿邪が上焦或いは体表にある場合に使用する治療方法です。
臨床では、頭重脹痛、肢体がしびれて重く痛い、
口中粘膩、口渇はない、白膩苔、濡脈などを呈します。
疏表化湿の治療代表方剤の一つは藿香正気散です。

清熱化湿は湿温の初期の治療方法です。
病理特徴は湿温が気分にあり、臨床では、肢体が熱くだるい
汗は出ずにイライラする、又は汗は出るが熱は下がらない
胸苦しくて腹脹、小便黄色、便通がないか渋り腹、大便は悪臭で肛門が焼ける様に感じる
苔は垢状でねっとりしているか乾いて黄色などを呈します。
清熱化湿の代表方剤の一つは甘露消毒丹です。

中医学とは