漢方相談を始められて間もない方やエキス剤を主に扱っていると
パッケージに記載されている効能や能書の内容で悩まれる場合があります。
例えば、記載されている効能が全て確認できないと服用できないのか、
或いは記載されている効能と相談者の症状が一致していない場合、
対応に窮するなどなど。
「こんな症状はありません」と、患者さんから言われたらどうしますか?
中医学の土台があれば、複雑な薬理作用を持つ生薬を組み合わせることで病態を改善し
構成された生薬の意味や方剤の役割の説明ができます。
その為には、中医学理論に基づき弁証することを大切にしなければなりませんが、
医療現場では、漢方を土台から勉強する時間がない方も多く、また
医師であれば専門以外の病証を学習するのは大変なエネルギーが必要です。
土台からしっかり勉強し漢方薬を自在に扱えるようになりたい、
でも時間がない…。
そんな悩みをかかえる方のために、着々と準備を進めています。