理論

  • 猛暑への対策 体質に応じた対応を

    ようやく関東地方に梅雨明けが宣言されました。これまでの長雨が嘘のように一転して強烈な暑さに見舞われています。テレビでは毎年のことながら、水分補給と冷房、無理をしないようにとアナウンスしています。でも「…

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  • 湿邪が免疫力を弱める?

    大暑が過ぎ本来なら夏空が広がる時期ですが、雨が続く東京の天気予報には「晴マーク」がなかなかつきません。どこにいても湿度も高く、コインランドリーは大賑わいだそうです。 中医学では外感病邪として「風・寒・…

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  • 筋トレに励む!でも筋肉がつき難い…

    筋トレでダイエットや綺麗な筋肉を増やし引き締まった身体を手に入れたい! 質の良い筋肉を増やし維持するのはなかなか大変なようですが筋トレをしても筋肉がつきにくい方もおられるのではないかと思います。 中医…

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  • 方剤の組成を理解する目的は?

    一つの漢方薬の効果を最大限に引き出すためには弁証要点のほかに、生薬の配合量と組みあわせについて学ぶこが大切です。 弁証要点は、病因病理の特徴を反映し、生薬の配合とその配合量の調節の目的は病因病理に対し…

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  • 若白髪の原因って腎虚だけ?

    中国最古の医学書である黄帝内経には、加齢に伴う変化を具体的に表示されており、男性は8の倍数で女性は7の倍数で変化するとされています。それによると男性は48歳、女性は42歳で白髪が増え始めると記されてお…

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  • 酸棗仁湯が適応する病理要点

    酸棗仁湯は不眠と動悸を治療する有名な漢方製剤です。中医学には不眠と動悸を治療する方剤の種類は多く、例えば、帰脾湯、温胆湯、天王補心丹、黄連阿膠湯、四物湯などがあげられます。酸棗仁湯の病理要点は「血虚肝…

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  • 「疲れやすい」は虚証だけか?疲れやすいの表現にご注意!

    虚実を判断する際に確認する症状に「疲れやすい」があります。例えば、「疲れる」と聞いた場合は気虚か腎虚か虚証を考慮し、それを根拠に次に問診すべき内容を頭の中で整理します。 補気薬にするか補腎薬にすべきか…

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  • 中医学が活きる香港の食養生「薏苡仁」

    会食の機会が増える香港出張では食事内容に注意しないと体に不調を来たします。 先日も香港で人気の四川料理店へ行き楽しく過ごしましたが、しばらくすると腹脹、げっぷ、食欲不振、のどの渇きが生じ、「食積」のよ…

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  • 「汗」の漢方相談。玉屏風散?桂枝湯?

    何もしていないのに汗が出て止まらない、汗が気になり漢方薬で何とかならないか…、比較的ご相談が多い病証です。 中医内科学には「汗証」という病証があります。汗証には自汗と寝汗の区別がありそれぞれ病因病機、…

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  • 葛根湯は効く?効かない?

    「カゼに葛根湯」、耳にしたことが多いと思います。シロップや錠剤などで製造されているので購入しやすい漢方薬のひとつです。 葛根湯をカゼに用いる場合は、風寒感冒の治療に効果が期待できます。風寒感冒は、風と…

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