遼寧中医薬大学との連携

中医学アカデミーでは、正しい中医学知識の教育・普及のため、中国・瀋陽市の「遼寧中医薬大学」と連携し、常に最新の漢方・中医学臨床情報を交換しています。

遼寧中医薬大学は、中国東北部、遼寧省瀋陽市にあって、中医学の伝統理論を豊かに継承する高等教育機関です。
医療、教育、研究が一体となった総合病院を有し、諸外国から留学生及び研修生を数多く受け入れています。アカデミー長 董巍の母校でもある、この遼寧中医薬大学の総合病院で、国際中医師標準試験合格者のために2006年から臨床研修を行っています。遼寧中医薬大学に伝統理論の学習と臨床研修のご協力を頂くことは、アカデミーにも修了生にも多くのチャンスを得る機会となっており、今後も当アカデミーでは国際中医師標準試験合格者のために、このような臨床研修の道を広げたいと考えています。

遼寧中医薬大学
楊関林 校長からのメッセージ

「岐黄医薬, 恵沢九洲。
日本中医学アカデミーの成立をお祝いいたします。中医薬学は世界中に恩恵をもたらします。
2011年7月1日」

遼寧中医薬大学オフィシャルサイト(中文)
http://www.lnutcm.edu.cn/cn/

このページの著者

董 巍(とう ぎ)

中医学アカデミー長、世界中医薬学会連合会常任理事、中医薬学会連合会理事長、中医師

経歴: 1959年生まれ。 遼寧中医薬大学卒業後、大連第三人民病院内科学中医内科で医師として勤務。 1990年に日本へ来日し、日本医大丸山ワクチン・薬理教室の客員研究員を務める。 その後、日本中医薬研究会の講師を経て、特定非営利活動法人「中医薬学会連合会」を設立し理事長に就任する。翌年には中国 世界中薬学会聯合会常任理事も兼任。 2011年に世界中医薬学会聯合会認可のもと中医学アカデミー を設立し、国際中医師の育成と中医学の普及に力を注いでいる。