資格取得講座

効く・治せる本物の中医学(漢方)を基礎から応用まで体系的に学ぶ講座です。国際中医師試験の受験資格も得られます。

カリキュラム内容には、中医学のベースとなる「中医基礎理論」「中医診断学」「中薬学」「方剤学」「中医臨床学科」の全5教科を学習し、各教科の修了テストと卒業試験に合格後に「国際中医師試験」の受験資格が付与されます。

受講期間

最長15ヶ月(進捗度合いによる)

授業内容

  • オリジナルテキスト
    • 中医基礎理論 214ページ
    • 中医診断学 234ページ
    • 中薬学 298ページ
    • 方剤学 362ページ
    • 中医内科学 257ページ
  • Web練習問題
    • 選択問題 5教科合計2500問
    • 穴埋め問題 5教科合計1200問
    • 正誤判断問題 5教科合計1300問
  • Web修了テスト
    • 中医基礎理論
    • 中医診断学
    • 中薬学
    • 方剤学
    • 中医内科学各教科
  • 弱点補強問題集
    • Web練習問題で間違えやすい問題は、「弱点補強問題集」に登録して復習できます。
  • 学習に関するご質問
    • 解決できない内容はメールでご質問を承りご回答致します。良い内容のご質問はみなさんでシェアします。
  • 中薬画像450種
    • 中薬の画像が受講生全員にご覧いただけるようになりました。附薬を含む450種の画像をご覧いただけます。

取得資格

国際中医師試験 受験資格

受講料

369,000円

学習の流れ

「中医基礎理論」からスタートし、「中医診断学」「中薬学」「方剤学」「中医臨床学科」の全5教科を順を追って学習していきます。

日程内容
1ヶ月

3ヶ月
「中医基礎理論講座」
中医学を理解するための基礎を学び、症状を推定する能力を高めます
中医基礎理論は、中医学の世界を理解するための重要な一歩になります。身体の正常な状態と病気の原因を理解することによって、病気と症状の分析が可能になります。

第1章 総論
第2章 陰陽五行
第3章 蔵象
第4章 気・血・津液
第5章 経絡
第6章 病因と病状
第7章 病機
第8章 防治原則

中医基礎理論講座
修了テスト
日程内容
4ヶ月

6ヶ月
「中医診断学講座」
病気の本質の理解と判断力を学びます 症状の特徴を通じて病気の本質(発生原因・発生機序・発生部位・病気の程度など)、病因病理状態を見出す学問です。学んだ診断方法で病気の本質を正確に掴むことができれば適切な治療を施すことができ、また誤った治療を防げます。

第1章 総論
第2章 四診
第3章 八網
第4章 弁証

中医診断学講座
修了テスト
日程内容
7ヶ月

9ヶ月
「中薬学講座」
漢方薬に配合する薬味を学んでいきます
漢方の薬物の特性には作用部位(帰経)、寒熱、補瀉、作用の方向(昇降散収など)、特効などの意味が含まれます。まず一味の生薬の特性を理解することから始まり、方剤の理解、適切な漢方薬物の選択や、必要に応じて的確な方剤の加減などを施す能力を養います。

総論
解表薬、清熱薬
瀉下薬、袪風湿薬、芳香化湿薬、利水滲湿薬、温裏薬、理気薬、消食薬、駆虫薬
止血薬、活血袪瘀薬、化痰止咳止喘薬、安神薬、平肝熄風薬、開竅薬、補虚薬、収薬、涌吐薬、外用薬


中薬学講座
修了テスト
日程内容
10ヶ月

12ヶ月
「方剤学講座」
適切な薬味の組み合わせを学んでいきます 複雑な薬理作用を持つ生薬を組み合わせることで、病態を改善し根本的な治療に導くために生薬の適切な運用と構成割合を学ぶ学科です。 また、次教科の中医内科学(臨床学科)を学び臨床で活かす上で土台となる教科です。

総論
第1章 解表剤
第2章 瀉下剤
第3章 和解剤
第4章 清熱剤
第5章 袪暑剤
第6章 温裏剤
第7章 表裏双解剤
第8章 補益剤
第9章 安神剤
第10章 開竅剤
第11章 固渋剤
第12章 行気剤
第13章 理血剤
第14章 治風剤
第15章 治燥剤
第16章 袪湿剤
第17章 表裏双解剤
第18章 消導化積剤
第19章 駆虫剤
第20章 涌吐剤
第21章 廱痬剤


方剤学講座
修了テスト
日程内容
13ヶ月

15ヶ月
「中医内科学講座(臨床学科)」
漢方治療の実践、「弁証論治」を学んでいきます
基礎理論、診断学、中薬学、方剤学の集大成であり、実践治療の土台です。病情及び体質に合わせて、正確に病名と病証の診断及び適切な漢方処方を選択する能力を養います。

総論
感冒・咳嗽・肺痿・肺廱・哮証・喘証・肺脹・痰飲・自汗、盗汗・血症・心悸・胸痺・不寐・鬱証・癲狂・癇証・胃痛・嘔吐 他


中医内科学講座
修了テスト
国際中医師試験 資格取得講座
修了テスト

合格者には「国際中医師試験 資格取得講座」修了証書と
国際中医師試験の受験資格を付与

国際認定試験
「国際中医師試験」 (任意)

合格者には、世界中医薬学会連合会の本部より
「国際中医師」の認定証書を付与
→詳細はこちら

講座の違い

「受験資格取得講座」と「本科講座ビデオ付き」の内容は、中医基礎理論から臨床学科までの、いわゆる基礎から実用(臨床)を一貫して学ぶという基本構造は同じですが、本科講座では、学習過程毎に「ビデオ講義」が挿入され、学習者の理解を助ける仕組みとなっています。

■「ビデオ講義」:録画された授業をいつでも試聴できます。

「ビデオ講義」では、パワーポイントやホワイトボードを使って、難解な点を詳しく解説。学習過程で疑問に感じた内容を質問事項として送り、スムーズな理解をサポートする仕組みになっています。

団体割引

各講座では団体・グループ割引もご用意しています。5人以上のお申込で受講料を割引いたします。社内研修として是非ご利用下さい。
お申込み・お問合せはこちらから。

無料延長制度

病気・怪我・妊娠などの理由により一定期間お休みされる方はシステムを最大6ヵ月間無料延長できます。

講座内容

概要

中医学のベースとなる「中医基礎理論」からスタートし、「中医診断学」「中薬学」「方剤学」「中医臨床学科」の全5教科を順を追って履修することで、中医学の基礎から応用までをテキストとWeb問題集で体系的に学べる講座です。
講座を修了し、卒業試験である「中医臨床総合課程試験」に合格すると、「国際中医師試験」の受験資格が付与されます。

特徴

1.世界中医薬学会連合会に認められた最新の学習システムです。

当校では「国際中医師試験」の試験問題や参考書を日本語翻訳しています。そのため、躓きやすい専門用語の解釈や、日本語による中医学概念の把握・理解ついて、わかりやすく、どこよりも間違いのない内容を学べる場となっています。

2.専門用語をわかりやすい言葉で丁寧に解説しています

中医学を学ぶ上で最初の難関は特有の概念と専門用語です。
当校のオリジナルテキストは、全ての中医学教育の基礎となる『第五版』を基に、日本の文化的背景を考慮して新たにわかりやすく翻訳しています。 

→ テキストの一部を見る

3.5000問以上のWeb問題集に詳細な解説を付記

当校のWeb問題集は、単に問題を解くだけのシステムではありません。5000問を超える問題に中医学の理解に必要となる詳しい解説がついています。詳しい解釈が日本で学習できるのは、他に見られない当校の特徴です。

 → 解説の一部を見る

4.国際中医師試験の受験資格を取得できます

本来「国際中医師試験」を受けるには、所定の5教科を2500時間以上履修する必要があります。しかし、当校のe-ラーニング講座は世界中医薬学会連合会から高い学力レベルを認定されており、履修期間にかかわらず、講座終了と同時に受験資格が取得できます。

5.試験に合格するための実践的な対策

国際中医師試験の合格を確実にするために、カリキュラム中には、実際に試験に出題された過去の問題を数多く掲載しています。

6.パソコン、スマホに対応。お好きな場所で学習できます

インターネット環境があればいつでも、どこでも学べます。パソコン、スマホなどのデバイスに対応しています。対面式の授業と違い、時間に縛られず、苦手な問題や復習したい問題などを、何度でも繰り返し学習できます。

7.学びやすい料金体系

これまで本格的な中医学教育を受けるには、数年間の時間と数百万円の授業料が必要でしたが、インターネットを活用した「e-ラーニングシステム」を導入することによって、高水準のカリキュラムのまま学びやすい料金体系を実現しています。

問題例

1.穴埋め問題

 穴埋め問題は、適切な専門用語を理解するための問題です。
 この問題を練習する目的は、単純に中医学の専門用語を覚えることではなく、理解した上で自分の力で解答を入力する事にあります。目で覚えるのではなく、書き出しアウトプットすることで自分自身の「力」になります。

2.正誤判断問題

分析力を養う練習

 正誤判断問題は、正しく知識を理解しているか確認するための問題です。
 本当に正しく理解しているかどうかを再確認するために正誤判断問題を解きます。この繰り返しの訓練により、中医薬学の基本概念を正しく理解し、中医学の分析方法を徐々に身につけるようになります。

3.選択問題

総合判断力養う練習

 穴埋め問題は、適切な専門用語を理解するための問題です。
 選択問題は、主に国際中医師標準試験に出題された問題を中心に数多く用意しています。
 この問題の特徴は、一つ設問に五つの選択肢があり正解は一つしかありません。この種の問題を解くことで総合的に概念の理解、分析力、判断力を育てることに繋がります。

このページの著者

董 巍(とう ぎ)

中医学アカデミー長、世界中医薬学会連合会常任理事、中医薬学会連合会理事長、中医師

経歴: 1959年生まれ。 遼寧中医薬大学卒業後、大連第三人民病院内科学中医内科で医師として勤務。 1990年に日本へ来日し、日本医大丸山ワクチン・薬理教室の客員研究員を務める。 その後、日本中医薬研究会の講師を経て、特定非営利活動法人「中医薬学会連合会」を設立し理事長に就任する。翌年には中国 世界中薬学会聯合会常任理事も兼任。 2011年に世界中医薬学会聯合会認可のもと中医学アカデミー を設立し、国際中医師の育成と中医学の普及に力を注いでいる。