自然からの影響を受ける人体

整体概念の続きです。

人間の体は自然界の一つの存在に過ぎません。
これは、人体は常に自然からの影響を受けており、体がこの影響に順応するために
五臓六腑、陰陽、気血などの平衡を調節し健康状態を保つことを意味しています。

もし、変化への順応力が低下したり、自然の変化が激しく体の順応が追いつかない場合には
体の陰陽バランスが崩れてしまい体の不調や病気が生じます。
近年の天気は寒暖の変化が激しく、カゼやインフルエンザにかかる方が例年より多い理由として、
体の順応力が自然の激しい変化に追いつかないと考えられます。

順応力を高めるために、中医学的な方法で対応することが必要です。

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