漢方SP講座 腎陽不足による浮腫と血虚

漢方SP講座は毎月第1、第3金曜日に更新しています。
6月5日の新着内容をご案内致します。

1.腎陽不足による浮腫

腎の主水作用には、津液の輸布と散布と不要になった津液の排泄の働きがあります。
腎陽が不足すると主水作用が低下し、浮腫が生じやすくなり
この場合、浮腫は下半身に多くみられます。

2.血虚

血虚とは血の不足によって各臓腑や器官への滋養作用の
低下によって生じる病理状態を指します。

血虚による臨床症状群は主に2つのグループがあり
顔色や爪、唇などに現れる「色」と
血によって各臓腑や器官が養われずに生じる症状群があります。

専門用語を正しく理解し、それに伴って現れる症状や方剤の使い方を覚えましょう。

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